V金10号積層鋼
佐治武士氏鍛造・武生特殊鋼材製。通産省認定の武生打刃物の『伝統工芸士』で、カスタムナイフメーカーとしても人気の佐治武士氏が、武生特殊鋼材株式会社の誇る『V金10号』のクラド材を鍛え、再度武生特殊鋼材で冷間圧延して作り上げた美しい金属の積層模様が人気の積層材です。センターに挟まった鋼のエッジを美しく表現するには、フラット・グラインドあるいは、大きなアールのホロー・グラインドをお勧めします。
いずれもエッチングやビーズブラストによって積層模様は美しく出ますが、巷間言われるところのダマスカス鋼のように黒っぽく仕上がるものでは有りません。また、鋼材の表面は平面研磨してなく、鍛造跡もあります。