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氏名: | 精霊石の箱庭 北林竹二 |
モデル名: | 表題 With・共にあるもの 真銘 はじまりの刻 |
刃長: | |
全長: | |
鋼種: | 瑪瑙(石英類) |
ハンドル材: | |
ヒルト・ボルスター材: | |
シース材: | |
使用した機械・工具: | レース台、エアツール、ルーター他 |
応募者以外の加工・製作: | |
カテゴリー: | その他刃物 |
アピールポイント、苦心した点: |
刀身素材に大きい虹瑪瑙・イリスアゲートを用いて一対物として制作しこれを「共にあるもの」としての相関性持たせた作品へと仕立てました。
私は「共にあるもの」と言うテーマをもって制作をしています。
刃物は人が文明を切り開く原初の道具として長い歴史を共に歩んできた物。
人と共に在り、これまでも、そしてこれからも。
今回の作品は、一対物を共にあるものとしてイメージの投影ができないかと考えました。
退位成された上皇両陛下。 新たに即位なされた今上両陛下のイメージであったり。
関係性で、上皇陛下・今上陛下でとらえて世代交代・新たなる未来であったり。
「国」としてとらえて、皇室と国民のイメージであったり。
共に支えあい未来を切り開く。 そういった「よりよい未来を想起できる」作品になればと願いを込めています。
作品のデザインは日本神話の国生みをモチーフとしています。
イリスアゲートの一対物をそれぞれ、伊邪那岐神と伊邪那美神。
丸いベースは海。 中央のウグイス(黄色)は国生みで成った国土。
左右の赤と黒は昼と夜を表し、上下の青と緑は空と風を表しています。
真銘の「はじまりの刻」はこの国生みを指し、そして新たな時代の幕開けであることを願っての銘です。