『Monster・Buster(化け物狩人)』/ 藤田守 #19
都市伝説として語り継がれる“化け物”に制裁を加えるため、
全身全霊をかけて製作した厚肉・特大のファンタジーナイフ。
重量感のあるフォルムとミラー仕上げのブレイドが、ただの装飾品とは一線を画す存在感を放ちます。
派手さよりも本物の質感を追求し、熟練者の手に応える一本へ。
見えない脅威に備える“切り札”として、
重厚なロマンと機能を併せ持つ一振りです。
都市伝説として語り継がれる“化け物”に制裁を加えるため、
全身全霊をかけて製作した厚肉・特大のファンタジーナイフ。
重量感のあるフォルムとミラー仕上げのブレイドが、ただの装飾品とは一線を画す存在感を放ちます。
派手さよりも本物の質感を追求し、熟練者の手に応える一本へ。
見えない脅威に備える“切り札”として、
重厚なロマンと機能を併せ持つ一振りです。
古より人々に畏れられ、時に敬われてきた存在—「鬼」。
常識や理を超えた異端の象徴として、日本文化の深奥に息づいています。
その鬼が持つに相応しい、重厚かつ長大な刃を――というコンセプトで制作されました。
見るものを圧倒する存在感。
そして持つ者に覚悟を求める、まさに“異形の道具”とも言うべき仕上がりです。
この重みと長さには、ただの威圧感ではなく、静かな風格と神秘性が宿っています。
制作者曰く、「もし、このナイフを手にする方が武道の素養をお持ちであれば――
素振り一閃、風を切る音に耳を澄ませていただきたい」。
鬼という存在に敬意を込めて、そして何より持ち主様の心に寄り添えるよう、藤田氏が全力を込めて丁寧に仕上げました。
鎌鼬 – 神秘と伝統の融合
百鬼夜行の伝承から生まれた、妖怪「鎌鼬」の世界観を具現化した一品。
風と共に現れ、人を切りつける鎌鼬
その刃が触れても痛みはなく、傷口は開いているのに出血がない――これは妖怪「鎌鼬」の仕業とされている。
魔除けの力を宿す「ラピスラズリ」を施した特製の鞘
この鞘に封じられた鎌鼬。持ち主の気力が満ちる時、抜き放てばその力が解放され、絶大な守護の力を発揮する。
この作品は、日本の伝統と幻想を込めた「イメージストーリー」をもとに、細部までこだわり抜いた逸品。唯一無二の魅力をぜひお手元に――。
雷神の力を手にする—伝統美と機能美を極めた逸品
旅のひと時に出会った『風神雷神』の図柄。そのインスピレーションから生まれた年始作品が、ここに登場です。
厳選した素材は『サボテン繊維に黒色レジンを含浸』した特別なもの。試行錯誤を重ねながら、「酒の肴になる便利小道具」として磨き上げました。その過程はまさに鍛錬—しかし、その価値は唯一無二です。
雷鳴とどろく暗雲、稲光の閃光——ハンドル材の黒色は嵐の予兆、サボテン繊維の模様は一瞬の閃光を思わせます。その神秘的な造形美に、雷神の名を冠しました。
さらに、3層鋼を採用することで、シャープな印象を際立たせています。使うたびに研ぎ澄まされる美しさと機能性、ぜひその手で感じてください。
2012年度 関アウトドアズ・ナイフコンテスト「岐阜県関刃物産業連合会 会長賞」受賞作品。
『快晴のある日、遠く富士のお山を望みながら、旧友と酌み交わす美酒。宴もやがて雁がお山を掠める夕暮れとなりましたが、もう少しこのまま続けましょう・・・』そんなイメージで作られたメッセージ性の強いナイフとなっています。
和風アートナイフ作家として独自の路線を歩み続けるアートナイフメーカー、藤田守氏のメッセージ性の強い作品です。
無数の鋭い歯をむき出し、獲物に突進するサメ。その圧倒的な攻撃性と本能に満ちた猛進に対し、狩人は揺るぎない闘志で立ち向かう。
この作品は、そんな激しい対峙の瞬間をデザインに託した渾身の一作です。シャープで精悍なフォルムは、サメの荒々しい力強さと狩人の冷徹かつ鋭敏な集中力を象徴的に表現しています。
見る者を圧倒する迫力と美しさを併せ持ち、限界に挑む者の魂を映し出すような一本。まさに、闘いの本質を捉えた芸術品と言えるでしょう。
和風アートナイフ作家として独自の路線を歩み続けるアートナイフメーカー、藤田守氏のメッセージ性の強い作品です。
Damasteelのブレードをミラーとエッチングのツートンカラーにすることで、切なげな雨露を表現しています。ただの和風ナイフにとどまらず、日本刀のエッセンスを絶妙に取り入れた氏の世界観があふれる作品となっています。
「雨露の恩(うろのおん)」— ひと時の癒しと、語らうための逸品
雨露は大地を潤し、すべての命を育む恵み。やがて川となり、海へと流れ、雲となり、また雨へと還る。この自然の営みに感謝を込めて、生まれた一振り。スウェーデン製の粉末ダマスカス鋼 Damasteelの「レイン・ドロップ模様」のブレード材との出会いから始まった創作は、持ち主に「ひと時の癒し」と「酒の肴」を届けることを願い、想いを込めました。
手に取るたび、雨露の恩恵を感じながら、心穏やかに時を味わっていただけますように。