武藤美彦」カテゴリーアーカイブ

NEO-CLASSIC BOWIEⅡ / 武藤美彦 #6

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野性味あふれる圧倒的な存在感を放ちながらも、気高く繊細。完璧なデザインとマテリアル構成。これぞ武藤美彦氏が日本を代表するアートナイフ作家であることの証明であるともいえるボウイナイフです。

ココボロ、アイボリー、シルバーとシンプルな構成要素であるゆえに、このナイフからは武藤氏の実力をまざまざと見せつけられる感覚を覚えます。

まさにマスターピース、最高傑作です。

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SCUTUM / 武藤美彦 #5

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動物の「鱗甲」や、昆虫の「盾板」などを指す言葉の名を持つ作品。
ハンドルには象牙、シースにはカロンスキンを使用し、白を基調とした美しく気品あふれるデザインとなっています。

シルバーパーツとの嵌合の緻密さ、正確無比のグラインド技術、一点の曇りもないミラーフィニッシュ、圧倒的な品質の素材を細部に至るまで一点一画おろそかにせず、完璧に仕上げ切った見事なアートナイフです。

気高く、美しいこの芸術品をぜひ手に取ってください。

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WARWICK / 武藤美彦 #4

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深いホローグラインドが艶めかしい、美しいブレード。
ハンドルのは、シェフィールドのE.Parker&Son Warwick steak knifeの鹿角に施されたエングレーブを彷彿とさせるもので、アイアンウッドを彫り込んだ見事な造形。そしてフィッティングの精密さは日本最高峰のアートナイフ作家の面目躍如といったところ。

フィッティングに950Ag、メタルシースも925Agとフロッグレザーを採用し、ナイフとシースのトータルバランスも見事です。

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HOMMAGE to C / 武藤美彦 #3

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シャープなラインの完全なるフラットグラインドのブレード。
そのシンプルさを裏切る圧倒的な精度と深く刻み込まれたタングのファイルワークに驚愕します。

ハンドルはアイボリーを採用し、気品あふれる作品にさらなる気高さを醸しています。
950Agのボルスターに刻み込まれた彫刻はエングレーバー石川直弥氏によるもの。シャープな線で描かれた美しいその曲線と大胆な余白をぜひお楽しみください。

日本のアートナイフ界の雄、武藤美彦氏の素晴らしい一本です。

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武藤美彦 #2

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美しい象牙とシルバーを武藤美彦氏の圧倒的な技術で作り上げたまさに芸術作品。

ヒルトやメタルシースに施された細やかなシルバーの鎚目は光が乱反射することで作品の上品さを際立たせています。
いつまでも愛でていたくなる、素晴らしいナイフです。

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