武藤美彦」カテゴリーアーカイブ

WARWICK / 武藤美彦 #4

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深いホローグラインドが艶めかしい、美しいブレード。
ハンドルのは、シェフィールドのE.Parker&Son Warwick steak knifeの鹿角に施されたエングレーブを彷彿とさせるもので、アイアンウッドを彫り込んだ見事な造形。そしてフィッティングの精密さは日本最高峰のアートナイフ作家の面目躍如といったところ。

フィッティングに950Ag、メタルシースも925Agとフロッグレザーを採用し、ナイフとシースのトータルバランスも見事です。

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HOMMAGE to C / 武藤美彦 #3

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シャープなラインの完全なるフラットグラインドのブレード。
そのシンプルさを裏切る圧倒的な精度と深く刻み込まれたタングのファイルワークに驚愕します。

ハンドルはアイボリーを採用し、気品あふれる作品にさらなる気高さを醸しています。
950Agのボルスターに刻み込まれた彫刻はエングレーバー石川直弥氏によるもの。シャープな線で描かれた美しいその曲線と大胆な余白をぜひお楽しみください。

日本のアートナイフ界の雄、武藤美彦氏の素晴らしい一本です。

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武藤美彦 #2

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美しい象牙とシルバーを武藤美彦氏の圧倒的な技術で作り上げたまさに芸術作品。

ヒルトやメタルシースに施された細やかなシルバーの鎚目は光が乱反射することで作品の上品さを際立たせています。
いつまでも愛でていたくなる、素晴らしいナイフです。

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