Sub-Hilt Fighter / 丸山律 #6
2024年第39回JKGナイフコンテストでJKG大賞を獲得した若きアートナイフメーカーの最新作。今度はラブレスのサブ・ヒルト・ファイターをオマージュした丸山律氏のファイティングナイフです。
ラブレスのジュニア・ベアを参考に、バットキャップやフィンガーグルーブの追加などのアレンジがされていますが、全長等はほとんどオリジナルに近いものとなっています。
分解可能でありながら、完璧なフィッティング。その緻密さに驚愕するばかりです。
レジェンド・ナイフメーカーのH. J. シュナイダーを彷彿とさせる、鎬がはっきりとしたメリハリのあるハンドルシェイプは精悍で力強く、気高いオーラを放っています。それでいて握ってみると吸い付くようなフィンガーグルーブにまた驚きます。
ブレードはもちろんATS-34、ホローグラインドのミラーフィニッシュです。
ヒルトやボルスターも同様、あまりにも完璧な鏡面仕上げは脱帽するばかり。
すでに完璧とも思えるサブ・ヒルト・ファイターのデザインを新たな才能で見事にリデザインして作り上げた、まさに新時代のファイターといえます。


























